Astro Japonica

楽しい 占星術ノート

星から見る「洒脱」⑩/11 - 天体ごとにまとめ+補足

まとめとして、天体ごとの要約(╹◡╹)

ご自身の出生図の天体の状態(サイン・ハウス・アスペクトなど)を見て、出掛ける状況によって似合う服・イメージの参考にしてみて下さい。

12星座それぞれのイメージについては、書くの迷っていたのですが、再度出典元の動画も載せつつ、次回簡単に書きます。

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愛先生曰く「月星座は欠損とされていて、コンプレックス・執着を感じやすいが、どんなに頑張っても「月並み」にしかならない」「幼少期に得意だと思っていたもの、でもそれは子どものレベルを超えない」。

個人的に感じるのは、そもそも何もかも完璧な人はいないし、そうならなくていいし、そう見せなくていい。そんなのを目指したら、そしてもしそうなれたとしても、きっとすごく疲れる。この部分はいくら頑張ってもできないと、ハナから諦めていい部分がどこかにあるのだと思うと、実はとても気が楽になるように思う。

太陽を筆頭に、他の天体は紛れもなく才能・能力・技術と呼べるものになるのだから、そっちに思いっきり集中した方がいい。個人的には蟹座のハウスも欠損のように感じている。でもそれは無くて良かったものだとも思う。何もかもほしがらなくていいし、何もかも手に入れなくていい。「私には必要ない」、それを見極められる人は、本当の意味で自分を大切にできているように思う。

なので「一見そんなふうに見える・思える、けれど本当は全然ちがう」「人によってはコンプレックス・過度なこだわりがあるけど、本当は全然素質にないもの」というのが月。その月のイメージにはまり込まない方が自分らしくいられて、肩の力が抜けて、運も上がってくるという話。実際、月と反対側(180度)のサインのファッションは急に垢抜ける。本人もそのイメージでいた方が楽になるとのこと。

*月と反対:粋・垢抜ける
*月:月は「ごっこ」「ままごと」なので、コスプレ・ステージ衣装としての面白さはある。「つかのまの夢」というイメージが共有され、前提とされる場なら、また「舞台の上」「非日常」を強調するにはいい。

火星

買い物には火星が関係するといわれる。服でいうと、980円のTシャツとかではなく、それなりに値が張るもの・冒険して買うものは、どこかで火星を使っているはず。月や金星の個人的に見慣れている・見ていて好きだけでなく、ちゃんと自分が外に着ていくことを考えて納得して買う、というのが火星的。外に打ち出す天体なので、火星のサインのイメージで服を買うと、似合う可能性が高い。火星は真剣に集中している時の天体なので、その人にはまり過ぎていて、有無を言わさない感じになる。積極性を発揮する場では特に良いと思う。

*火星:存在に箔が付く・有無を言わさない感じ・個性の確立・勝ちに行く時にいい

金星

金星については、前回の⑨全体で書いた。感受性・琴線・何を美しいと思うか、の部分。共感・共鳴できる部分なので、自分がそう感じるものと雰囲気がなじみやすい。

例えば、衣装が振り切れて派手で、それが似合っている人たちの金星は、状態のいい牡牛座で、外惑星とばちばちにアスペクトを取っていたりする。そして金星は火星より強め(シンディ・ローパーUA、プリンス、志茂田景樹)。つまりこれは「目立ちたい」より、「好きなものと同化したい」が強いということ。単に主張が強いということだけではなく、金星が表す美意識と愛情が強い証拠なのだ。火星の方が強い人は、良くも悪くもええかっこしいで、強い金星を持つ人のような共感・理解という蓄積もないので、美意識とただ心中するような危険なことはしない。するとしても、世界的に有名なデザイナーなど専門家と相談してから、だったり。なので火星が強い人は正解を出せるけど、正解以上は出せないよね、ともいえてしまう。

そんなこんなで、金星はファンタジックな天体。だからこそ、日常でこっちばっかりに振り切れると危ない。上に書いたような人たちはスタイルもすごく良いし、職業も派手でも良い仕事なので着こなせてしまうけど、そうでなかったら日常では程良く出すのがいいように思う。

*金星:同調できる雰囲気/イメージ・その良さを理解できるもの

太陽

文句なしに似合う!

対比でいうと、月は「みんなもこうであるはず(だからこれが普通・こうしなきゃいけない)」という(特に確認もとっていない、無意識的な)曖昧な幻想。例え月がそういっているとしても「自分はこう!」というのが太陽。「好き」という愛情に溺れるのともまた違う、ふるいに振り分けたり振り切れたりするのとも違う、自分を腹の底で知る感じ。自分とピントが無理なく一番合っている感じ。精神的な話を身体で例えると、どこにも無駄な力が入っていない姿勢の自分。

新月生まれの人は、そのサインのイメージの一部が似合って、一部が全然似合わないということも。太陽と月のどちらに自分が寄っているかでも、イメージがちがうかも。ASCや火星・金星なども参考にしてみると割り出せると思う。