Astro Japonica

楽しい 占星術ノート

アンタッチャブル④/4【相性図】

前回:

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M-1終わりましたねー これ読んだら、うっすらモヤモヤしてたことがすっきりした。さすが、とても分かりやすい。

shinsho-plus.shueisha.co.jp

アンタッチャブルのことにも、少し触れている。

❝ M-1の歴史の中で、関西弁以外で160キロを投げたのは、アンタッチャブルと、サンドウィッチマンと、パンクブーブーの3組だけでしょうね。いずれも優勝してます。まあ、アンタッチャブルなんかは、バケモンみたいなコンビですから ❞

❝(内輪ウケのワードを言ってしまう若手について)
―関西でいうところの「客をいらう(いじる)」みたいなことですね。

 M―1の舞台で同じことをやったとして、もしかしたらウケるかもしれないですよ。でも、それはネタの中でのことではないので、ウケても弱い。本ネタがつまらないと、そのつまらなさが一層浮き彫りになるだけなんです。アンタッチャブルとかサンドウィッチマンは、そういうワードは使わずに本筋のところでお客さんを爆発させてたじゃないですか。そこって、けっこうポイントなんです。

僕らは寄席にも出ているので、落語家さんと接する機会も多いんです。落語を聴いているとよくわかるのですが、ウケてる人ほど余計なことは言わないんです。古くから受け継がれてきた古典落語は話がしっかりしてますからね。ちゃんと稽古を積んできた人は、ネタを信頼している。だから、少々笑いが起きないなと思っても、その時間をじっと待てるんです ❞

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さて、ホロスコープ読み。アンタッチャブルの出生図について、何回かに分けて書いていたのだけど、前回からだいぶ経ってしまった。最近もまたyoutubeでラジオなどくり返し聴いていて、ほとんど覚えてしまっているのだけど、何度聞いても元気が出てくる。

まず余談からになるけれど、このシリーズのでも書いた通り、彼らの木星牡羊座にあり、私の太陽・水星も牡羊座。特に柴田の木星と私の水星は度数まで同じだったりする。私の太陽とも1度ちがい。そして私は月が射手座なので、月とも120度。また私のASCと月にそれぞれの火星が0度と180度。ザキヤマは射手座の金星・海王星と双子座の月・火星がそれぞれ15度前後にあり、これらが180度なのだけど、その辺りに私の月がある。聞いていて元気が出るのはその辺りかな、とも思う。自分の火の部分にばしばしヒットしている。

今回はこの2人の相性図(シナストリー)について。2人は同じ学年で、ザキヤマは1月真ん中の山羊座、柴田は7月真ん中の蟹座で、ちょうど6ヶ月ちがい。つまり、太陽が180度で向き合う。ソーラーサインシステムだと、お互い7室(パートナー・結婚相手・協同作業者)に相手の太陽がくる。月は正午で出した場合、風星座どうしの120度。二人ともサインの真ん中辺りになるので、何時に生まれていてもサインは変わらない。ちなみに柴田のライツは太陽/土星0度、月/冥王星0度で、これらがゆるめの90度で、なかなかおっかない。

太陽どうし180度、月どうし120度とは、夫婦のような最高の組み合わせ。太陽どうしが180度だと正反対ということで、お互いにないものを持っていて、しかも直線上に並ぶので、その「お互いにないもの」の飛距離・真価を理解・尊敬しやすい。そのため、ずっと新鮮味や刺激を感じられる。月どうし120度だと、ノリが合う。空気感や距離感が近く、最初から言わなくても分かることが多いので心地いい。風サインの月なので、好奇心旺盛で考えを言葉にするのは自然なこと。

6ヶ月ちがいのため、シナストリー(相性図)でできる世代天体とのアスペクトは、個人で持っているものも多い。世代の近い者どうしでいると、さらにその世代天体とのアスペクトの部分が強調されるだろうと思う。

ザキヤマは水サインが蠍座天王星ドラゴンヘッドのみだが、柴田は蟹座の太陽・水星・土星蠍座ドラゴンヘッドがあり、ザキヤマは柴田から水(情緒・情感・共感)を補完されている。ザキヤマの、人から共感や援護射撃がなくても平気でボケつづけられるところは、月・金星・火星のアスペクトの多彩さ(マイナーも入れるとほぼ全部の天体とアスペクト、応用力・対応力があり結果的に安定感にもつながる)と、この水のなさもあるのかもしれない。愛嬌がとてもあるけど乾いていて、ウェットな共感は求めない感じ。蠍座天王星は自分の感情を突き放して見ている。ザキヤマは土も太陽のみで、なかなかに乾いた人でもあるので、柴田の情感豊かで「心」を大切にする水の部分に、癒されていたのではないだろうか。

上の記事に❝バケモン❞とあるが、バケモノといえば冥王星。二人は冥王星が天秤座の世代で、ザキヤマは月が水瓶座、柴田は月が天秤座。冥王星/月は、それぞれ120度・0度のアスペクトを持っている。また冥王星/水星もアスペクトを取っていて、ザキヤマ120度、柴田90度。個人天体のそもそもの部分に冥王星がコンタクトしているので、やはりメンタル(月)・言葉(水星)のどちらも相当強靭なものがある。冥王星が絡むと些細なことは目に入らず、意志を貫徹しやすい。

冥王星は破壊/死と再生の意味もあるが、コントの設定が殺人事件の事故現場だったり、飛び降り自殺前の屋上だったり、入院して命に関わる手術の前だったり、実は状況としてはかなり深刻なものも多かったりする。

また面白いのは、喧嘩アスペクトとも言われている水星/火星90度が、相性図で出てくるところ。個人間での水星/火星は、二人ともソフトアスペクトザキヤマ120度・柴田60度、どちらもゆるいが)。名前の通り、口喧嘩になりやすいアスペクトなのだが、漫才コンビでこのアスペクトがあると勢いが生まれやすく、話す(水星)パフォーンマンス(火星)として、かなりいいのではないだろうか。

しかも個人間ではソフトアスペクトがあるので、水星(言葉・コミュニケーション)と火星(主張・攻撃性・行動)との連携の取り方を、それぞれが元々すでに知っているので、あまり動揺もなくしかも勢いのある応酬がつづく。いわゆるプロレス的な余裕と激しさがあり、その喧嘩がハタからは面白い。まあハイヒールのかかとでツッコミされて、頭から流血したこともあるらしいから、激しくなり過ぎることもあるみたいだけど。。

加えて、柴田は活動宮が7つもあり、あの反応の早さと説得力(冥王星も含む)はやはり別格だと思う。動体視力がとても高そうなツッコミ。


個人的に目を引いたのは、相性図で72度関連(36度・72度・144度)のアスペクトが多いところ。10天体間だけでも、これらが9つもある(72度についてはこちらにも書いた)。この72度とは生き生きとした可能性に満ち、創意工夫を意味し、誰に聞かなくてもそのやり方が分かり、かつ新しいものを生み出せる、というアスペクトだと思う。お互いがお互いにしかできないやり方で、次の一手を出しつづけることができたのだ。

彼らの漫才は復活・・・するのだろうか。本当に胸に響くものは、作品の質の高さだけではなく、当人同士の信頼関係など、そこにしかない何か特別な絆のようなものがあるように思う。なので、いつか何のしこりもなく、100%仲直りしてくれたらなーと思ったりする。

書きたいことは他にもあったような気がするが、アンタッチャブルについての記事はこれで一旦終わりとする。また書きたいことが見つかったら、都度書いていきます。

太陽が射手座入り、翌日に双子座の満月

2018/11/22(木)- 23(金)
太陽が射手座入り、翌日に双子座の満月

未知・未体験・神秘的なことに興味が向く時。お金になるから、など実利的な目的でなく、勉強・読書や、何か新しいものを見に行くことが純粋に楽しい時期。

深遠・神秘的・幽玄なことなど、ふわふわした淡いことにはまりこんで、現実的なことは楽観的に放り投げることになるかも。笑

射手座の水星は逆行中で、海王星と90度なので、やや混乱しやすかったり、行き当たりばったりや二転三転になったり。射手座には太陽・木星・水星、魚座には火星・海王星があり、今の自分にとって未知のことがらによって揺れやすい。

未知に飛び込むつもりの人は、そんなふうにいつも通りにならなかったり、ある種巻き込まれてしまうことを、面白く感じるかも。その揺らぎを受け止め、やわらかく調整していく気持ちで過ごせると、得るものが大きそう。水星と冥王星は40度(ノナゴン)で、ゆらゆら揺れてできたひび割れのすきまに、新しい自分をくまなく再生させていく。

この海王星と太陽は102.84度(バイセプタイル)、他にも太陽には、金星36度(デシル)・土星36度とマイナーアスペクトもあり、まずは個人的・日常的な範囲でできることから働きかけていき、身体を温めていく。試運転で行きたい先が定まってきたら、木星0度・火星90度で、より大きな範囲へ出向くこともできるはず。牡羊座天王星と150度でもあるので、揺れながら徐々に自分の核にあてはまるものと、つながっていく。

まずは身近な色々の方向に揺れることで、次第に揺れが中心に寄っていき、核心に気付く。好奇心の赴くまま散策するなど、今は揺れることそれ自体が楽しい。「まずは試し」と捉えて、その都度の着地や回収は考えず、むしろ今すぐに思いつく範囲に答えを求めない方がいいかも。じきにより大きな可能性に気付くことになるので。

この太陽射手座入りの翌日11/23(祝・金)14:40は、双子座の満月。蠍座から木星につづき太陽が抜けて、月も双子座に進むことで、固定宮の天体がなくなる。より不確定要素が多くなりそうだけれど、同時に凝り固まっていたことを、ゆるめる・ほどくにはいい時。自分には無理と頑なに思っていたことをふとはじめてみたり、素直な気持ちをその機微のまま伝えたてみたり。脱力し、せめて一旦でも許し手を離し、軽くなること。新しいものを見に行くために。

また視野が広がり、本質的で直観的な理解ができる時。「今ここ」ではない、遠くの思わぬ場所で、自分にとって「本当のこと」を映し出す鏡を見つけるかも。今まで接点のなかったものに、エッセンスの部分で共鳴し、滲んでなじみ、やわらかく染み渡るように氷解する。

未知の分野やずっと昔に書かれたもの、現代とはちがう価値観・言葉の選び方でつづられた本など読むと、普段より抵抗なく頭にすっと入ってきそう。今まで奥そこで何となく思っていたことが、鮮やかに語られている、そんなずっと探していた言葉に出会えるかも。

いい日々を!

太陽と金星のアスペクト ③/4 太陽・金星の位置(前/後どちらか)

今回は太陽・金星それぞれの位置について。例によって、全部当てはまるというより、人によりそのうちのいくつかがそうかも、という個人の見解です。分かりやすくするため、デフォルメ気味に書いています。

【サインの位置】

これらは太陽・金星が離れているほど、より表れやすい。太陽・金星が0度(コンジャクション)であったり、同じサイン内の場合はそれほど際立った特徴にはならない。なので、サインをまたいでいる場合に表れやすい。

■太陽より金星が前

例)太陽:牡羊座、金星:魚座

◆楽しみ/面白さ/新鮮味を
見出す/感じるもの
=金星期以降、体現するもの

*金星期:
 15-25才ぐらい

・過去、古いもの
・未完
・未知
・荒々しい
・野性的
・その時代にとって
 懐かしい/和む/
 癒しをもたらす
・ルーツ/エッセンス
・年下、もしくは
 精神的に瑞々しい人
・かわいらしいもの

◆雰囲気、他

・やわらかい
・内省的
・確信を持っていない
・より道が多い
・何度も振り返る
・人のことを待てる
・やや寛容になりやすい
・民主主義的
・(変な人に対して)
 おちょくる/こわがる
・自分を曲げるが、
 好かれなくてもいい
・例え、合っていることでも
 言い淀む

■太陽より金星が後

例)太陽:牡羊座、金星:牡牛座

◆楽しみ/面白さ/新鮮味を
見出す/感じるもの:
=金星期以降、体現するもの

・未来、新しいもの
・洗練
・完成
・確固たる
・先進的
・その時代にとって過激/斬新
・センセーショナル
・年上、もしくは
 精神的に成熟した人
・大人っぽいもの

◆雰囲気、他

・いかつい
・大胆
・外向的
・確信を持っている
・進む道が分かっている
・飛び込む/切り込むこと
 /単独行動にためらわない
・やや狭量になりやすい
・エリート主義的
・(変な人に対して)
 引く/真面目に怒る
・自分を曲げないが、
 好かれようとする
・例え、間違っていることでも
 押せる

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【太陽・金星のサインが2つ以上離れている】

36度(デシル)以上で起こる。上に書いた例がより顕著。人生において、愛情にまつわることがあまり重要でないか、個人的な情緒・範囲だけに留まらない超越的な表現になる。極端にドライ・風通しがいい・さらっとしている・社会/世界に対する熱いまなざし、など。愛情・サービスがスケールが大きすぎて、道徳的・人道主義的な道を外れることも。愛情・やさしさと全く無関係か、逆にかなり広い範囲への大きな愛情を必要とする仕事・活動・行動が向く。

■36度 デシル

大滝詠一(獅子座5度・双子座28度)37°

■40度 ノナゴン

黒澤明牡羊座2度・水瓶座21度)41°

尾崎翠(射手座29度・水瓶座9度)40°
柴田英嗣(蟹座22度・乙女座4度)42°

■45度 セミスクエア

Aretha Franklin牡羊座5度・水瓶座21度)44°
冨樫義博(牡牛座7度・魚座21度)46°
元ちとせ山羊座15度・蠍座29度)46°

水田信二牡羊座26度・双子座11度)45°
June Christy(蠍座28度・山羊座15度)47°
Bob Cooper(射手座14度・水瓶座1度)48°

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また長くなってしまったので、それぞれの相性についてはまた次回に。

太陽と金星のアスペクト ②/4 周りからの印象・適職・有名人の例

*太陽・金星 アスペクトの種類
まとめ

のつづき。これらがなぜか?は、①をお読み下さい。

【周りからの印象】

■周りの人から愛されやすい、
 気にかけてもらいやすい:
・0度
・30度

■やさしさが風通し良く、
 さわやか
・0度圏外で同じサイン

■↑+感心するほど愛情表現が上手
・36度

■安定的で安心感がある
 過度に踏み込まれにくい
 弱い立場になりにくい
 やさしさに疑問を抱かせない、
 そのぐらい的確
・20度
・40度
(20度より厚みがある)

■普段は内に秘めて、
 時々思い切ったことをいう
 ベストの接し方がつかみにくい
・45度

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【適職】
+著名人の例

■0度
自分が目立てる・センスを生かせる/発揮できる仕事がいい。地味な作業のみだと、周りへの主張が強くなる。


Evgeni Plushenko蠍座11・10度)1°

Leonardo DiCaplrio(蠍座19・20度)1°
Marie-Antoinette蠍座11・12度)1°
松本人志(乙女座15・17度)2°
真島昌利魚座1・7度)6°
植木等山羊座3・11度)8°
Pamela Coleman Smith(水瓶座28°・魚座6°)8°

■0度圏外で同じサイン
■36度
どんな仕事でも、持ち前のやさしさ・バランスの良さがプラスになりそう。サービス・人気商売向き。キャラ・やさしさがそのまま売りになる。

・0度圏外で同じサイン

Lisa Hnnnigan(水瓶座24・11度)13°
細野晴臣(蟹座17度・1度)16°

Rickie Lee Jones蠍座16・27度)11°
浅川マキ(水瓶座7・18度)11°
Antoine de Saint-Exupéry(蟹座8・21度)13°
Monica Vitti(蠍座11・25度)14°

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・36

川西賢志郎水瓶座9度・山羊座5度)34°
中尾勘二(蟹座30度・双子座23度)37°
大滝詠一(獅子座5度・双子座28度)37°
上沼恵美子牡羊座23度・魚座16度)37°

Wendy Melvoin(水瓶座6度・魚座12度)36°

■20度・40度
愛嬌・態度が安定的で、見せ方を理解していて自立的なので、不特定多数の前で話す講師・演者・パフォーマー・リーダー向き(パフォーマーは火星の強さもあると尚いい)。


・20

Shakey Graves(双子座14度・牡牛座23度)21°
梶井基次郎水瓶座28・10°)18°
友川カズキ水瓶座27・4度)22°

Rudolf Steiner(魚座8度・水瓶座19度)19°
Q-tip牡羊座20度・牡牛座9度)19°
Maria Callas(射手座11度・山羊座2度)21°
Charles Chaplin(牡羊座27度・牡牛座19度)21°
鈴木いづみ(蟹座18度・獅子座10度)22°

・40

甲本ヒロト魚座26度・水瓶座16度)40°
柳家小さん(五代目)(山羊座11度・射手座1)40°
Daniel Waples(山羊座11度・射手座1°)40°
筒井道隆牡羊座10度・魚座2度)38°
山崎弘也山羊座24度・射手座16度)38°
黒澤明牡羊座2度・水瓶座21度)41°
Lewis Carroll水瓶座7度・射手座24度)42°

尾崎翠(射手座29度・水瓶座9度)40°
小籔千豊(乙女座19度・天秤座28度)39°
矢川澄子(獅子座3度・乙女座14度)41°
升田幸三魚座30度・水瓶座19度)41°
松村潔(魚座22度・牡羊座30度)38°
兵動大樹(獅子座1度・乙女座13度)42°
柴田英嗣(蟹座22度・乙女座4度)42°
野溝七生子山羊座12度・水瓶座24度)42°


■30度
一人一人と直接会うことで好かれるので、営業や営業的な部分のある仕事など。個人個人と向き合い、相談して進めていけるような仕事、共同作業向き。


Josef Sudek(魚座28度・水瓶座28度)30°
二階堂奥歯(牡牛座10度・牡羊座9度)29°
Fiona Apple(乙女座21度・獅子座20度)31°
鏡リュウジ魚座12度・水瓶座14度)28°

Thom e Yorke(天秤座15度・蠍座14度)29°
荒川静香山羊座8度・水瓶座9度)31°

■45度
自分のセンスを独自に突きつめられるので、修練の要る創作や、一定の期間を置いて成果物を提出するような仕事など。人との絡みがなくても割と平気なため、黙々とできる仕事も。


宮川大輔(乙女座24度・獅子座9度)45°
町田樹魚座19度・水瓶座4度)45°
西田佐知子(山羊座18度・射手座4度)44°
Aretha Franklin牡羊座5度・水瓶座21度)44°
徳川夢声牡羊座24度・魚座8度)46°
冨樫義博(牡牛座7度・魚座21度)46°
山田康雄(乙女座18度・獅子座2度)46°
元ちとせ山羊座15度・蠍座29度)46°
Evgenia Medvedeva(蠍座27度・天秤座10度)46°
Irina Slutskaya水瓶座21度・山羊座5度)46°
Carolina Kostner水瓶座20度・山羊座4度)46°
James Dean(水瓶座19度・山羊座2度)46°
鈴木茂(射手座28度・蠍座15度)43°
Edie Brickell(魚座20度・水瓶座7度)43°
夏目漱石水瓶座21度・山羊座4度)47°

Alice(天秤座3度・蠍座18度)45°
秋山竜次(獅子座22°・天秤座7度)45°
水田信二牡羊座26度・双子座11度)45°
Marlene Dietrich(山羊座6度・水瓶座21度)45°
笠置シヅ子(乙女座2度・天秤座16度)44°
Damien Rice(射手座16度・山羊座30度)44°
Andrei Tarkovsky(牡羊座13度・牡牛座29度)46°
June Christy(蠍座28度・山羊座15度)47°
Bob Cooper(射手座14度・水瓶座1度)48°

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次回は太陽・金星それぞれの位置について。太陽より金星が前/後どちらにあるか、サインをいくつまたいでいるか、です。

太陽と金星のアスペクト ①/4 はじめに・アスペクトの種類

太陽・金星の象意として、
【太陽】生き方
【金星】愛想、やさしさ、愛情表現

なので太陽と金星の関係性(配置)には、その人の愛嬌・サービス精神・やさしさ(に対する考え方など)・愛し方がどう出るか、が割とダイレクトに出るように思う。

金星の象意としては、

1. ぱっと見で分かりやすい、
 親しくなくても分かる:

愛想、あまり親しくない人へのやさしさ、
(いわゆる)イメージ/印象

2. ぱっと見で分かりにくい、
 親しくないと分からない:

趣味/感性、親しい人への愛情表現、
お金の使い方

などがあるが、今回は(有名人など親しくない人も含むので)1. に絞って、100名ぐらいチャート出して調べてみた。

1. アスペクト(*マイナー含む)
2. 位置
  ・金星が太陽より前か後か
  ・サインをまたぐかどうか、
        またいくつまたいでいるか

によって区別。良かれと思い「分かりやすく」を目指したので、特徴をデフォルメ気味に書いている。全部当てはまるというより、人によりそのうちのいくつかがそう、という感じ。もちろん、個人の見解としてお読みください。

今回はまず、アスペクトの種類から。

■0度 コンジャクション

・このアスペクト持ちは、とても分かりやすい
・愛情深い
・男性:フェミニン、物腰がやわらかい、
    中性/女性的、女装趣味、女好き
・女性:すごくやさしい、愛想を振りまく、
   好かれないと不服、「聞いて聞いて」感
・割とどうでもいいことまで話したがる、
 シェアしたがり
・あんまり親しくない人にも
 色々と公表・宣言する
・初対面から馴れ馴れしい、
 引かれるとすごく引き返す
・自分のキャラ・理想像(太陽)が
 ハデめに出やすい、主張強い
・好かれたくて、極端なことをいう

■20度 セミノナゴン
(メジャーアスペクトである120度(トライン)の1/3がノナゴン、そのさらに1/2)

・愛想が安定的
・人に対して出す「愛想の配合」が
 気分によってあまり変動しない、
 気分が大きく変動することはあっても
・その意味で常にスマート、程よくクール
・生き方と愛情のバランス、という意味では
 自立的ともいえるかもしれない

■30度 セミセクスタイル
(メジャーアスペクトである60度(セクスタイル)の1/2)

・愛想・やさしさがゆらゆらするが、
 ゆらゆらしながら安定している
・思ったより急に優しいことを言ったり、
 意外と冷たいことを言ったりする
 これらを普段から行き来している
・30度なのでその行き来が極端でもない、
 まああるかなという範囲内
・愛想の出し方に隙がある感じ、
 隈なく意図されているという感じではなく
・愛想・やさしさがブレるので、人間味がある
・愛想の面でぐらぐらするので、
 他人から見るとこちらの働きかけで
 気持ちまで変化すると思われやすい
 (可能性があると思われやすい)
 結果的に気にかけてもらいやすい
 ただし本心は月なので、
 本心が揺れてるわけではないことも
・コンスタントな収入・
 援助の意味もあるらしい

■36度 デシル
(マイナーアスペクトだが円を5で割った72度(クインタイル)の1/2)

・愛情表現・やさしさが、天才的なように思う
・ものすごく自然に場を和ませられる、
 和ませられた方もそれと気付かないほど
・ものすごく自然に人を惹きつける、
 惹きつけられた方もそれと気付かないほど
川西賢志郎上沼恵美子大滝詠一
 Wendy Melvoinなど
・愛のある言葉・態度で、
 感動を呼べる・胸を刺す

■40度 ノナゴン
(メジャーアスペクトである120度(トライン)の1/3)

セミノナゴンに似て、
 愛想・やさしさに隙がなく一定
セミノナゴンよりも、もっと安定的で
 幅/厚みがあり、もう少しやわらかくもできる
小籔千豊兵動大樹
 柴田英嗣山崎弘也
 柳家小さん(五代目)
・愛嬌・やさしさが安定的で、
 それをパッケージング・商品化できる、
 という意味では演者・接客業向き

■45度 セミスクエア
(メジャーアスペクトである90度の1/2)

・太陽と金星が1番遠いアスペクト
(太陽・金星は48度以上離れないため)
 1番遠いが、アスペクトをとっている
 =大切な時だけ愛情を表現するので、
  それまでずっと黙っているか
  ずっとふざけていることも
・愛情を奥に秘めている
・愛情表現を溜めて爆発させるので、
 インパクトがある
・小出しにできないため、
 軽いことがいえない
・愛情表現が独特、
 そうとっていいのか分からないことも多々
・愛情表現が屈折、
 ただ愛情自体が屈折しているとは限らない
・必ずしも冷たいわけではないが、
 常に愛想を出すわけではない
・本人の好き嫌いが分かりにくい
・金星にまつわることを自分には
 「贅沢品」と思っているフシがあり
 好きなものほど後回しに
・好かれなくてもいいみたいで、
 極端なことをいう
・殺伐としやすい

アスペクトなし

・そこまで「愛」「やさしさ」が
 人生のテーマではない、意識的ではない
 (サインや他の天体にもよる)
・ただし、同じサインにある場合は、
 それ以外よりは影響がある
 程よく・風通しよく、やさしい

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次回はこれらのまとめと、適職・著名人の例を書きます。