Astro Japonica

楽しい 占星術ノート

星から見る「洒脱」②/11 - 定義 1/3

(*4/30にかなり加筆しました)

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前回で引用した動画は見られたでしょうか。
マドモアゼル愛先生による、月星座とファッションについての動画。月星座と反対側のイメージでコーデしましょう、というお話。月のイメージに固執しているとしたら、それは手放して、その真逆のイメージを取り入れることで途端に洗練されて見える、とのこと。

反対側である組み合わせは、牡羊座-天秤座、牡牛座-蠍座、双子座-射手座、蟹座-山羊座、獅子座-水瓶座、乙女座-魚座です。動画のコメント欄1番上にそれぞれの月星座ごとのタイムスタンプもあります。前半星座の方でより詳しく説明されているので、月が後半星座(天秤座以降)の方は、その反対側に当たる前半星座の説明も合わせて聞いた方が分かりやすいです。

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●そもそも「お洒落」って何?

このあとの話を分かりやすくするため、一応定義します。「センスって好みもあるんじゃないの?」と思われるだろうし、その部分も多分あるだろうから、その「好み」の部分も含めて。

まず、日常で「この人の着ている服いいな」と思う時の服と、パリコレやらのランウェイの服は明らかにちがう。後者は大方の人にとって日常で着ることはないと思われるので、これについては触れない。

音楽・演劇などのステージ衣装としてかっこいい服と、日常の中でのかっこいい服も違う。マドモアゼル愛先生の月理論によると、月星座は「コスプレとしてはいい」。月が引き起こすコンプレックス・執着は、コスプレ・衣装(非日常)としての、面白さに変えることができるということ。月は「人気」も表すので、そういった面白さをステージ衣装として活用するのはいいのだろう。派手めな衣装の歌手の方などは、月のイメージでコーデしている場合が多い。

ただし、月の人気は虚構・短命などの意味もあるので、本人の本質的な幸せと結び付きにくいとも。舞台に立つ方などは、「ハレの日」「夢の国(空間)」という前提を共有できる場で、ステージ衣装として月のイメージを取り入れるのはいいのかもしれない。