Astro Japonica

楽しい 占星術ノート

星から見る「洒脱」①/11 - はじめに

マドモアゼル愛先生のyoutubeチャンネルで、月星座についての動画が色々あるが、ファッションについて語っているものもある。


月の星座が表すイメージのファッションはその人に似合わない、月星座と反対の星座のファッションをすると、びっくりするぐらい似合う、というお話。ここでいう反対とは、ホロスコープにした時に180度で向かい合う星座のことで、それぞれ牡羊座-天秤座、牡牛座-蠍座、双子座-射手座、蟹座-山羊座、獅子座-水瓶座、乙女座-魚座の組み合わせ。

例えば月が獅子座の人は、獅子座的なファッションをすると野暮ったく、水瓶座的なファッションをすると粋になる、ということ。見た目・印象というのは大切で、それが開運にもつながり、ご自身も楽になるのでは?と提案されている。またファッションだけに限らず、自分の月星座に固執せず、反対側の要素を取り入れることが大切と度々強調されている。

それぞれの星座のイメージは動画内で語られていて、コメント欄の1番上に星座ごとのタイムスタンプもあるので、そちらをご参照下さい。前半星座で似合うもの・似合わないものを詳しく説明されているので、月が後半星座(天秤座以降)の方は、その反対側に当たる前半星座の説明も合わせて聞いた方が分かりやすいです。


私自身は月が射手座なので、双子座のイメージが似合うことになる。動画で言われている射手座の要素を私がすると、確かに全然似合わない。想像するだけでも似合わなすぎて面白いなと思うぐらい。九州出身で顔がやや濃いめなこともあって、以前に「高円寺で売っているような民族っぽい服とか似合いそう」といわれたが、気が進まなかったことがある。民族・アースカラー・伝統/歴史あるイメージは、そのまま射手座の要素である。もしアドバイス通りにしていたら、大惨事になっていたと思う。多分親切で言ってくれてたのだと思う(思いたい)が、残念ながら素材不足で試さなくて良かった。私自身、これまた残念ながらおしゃれではないのだけれど、確かに双子座的な軽い(チャラい?)感じ、どこかふざけた感じの服の方が、むしろ印象が良くなるように思う(オフィスカジュアルでは実践しづらいパターンではあるけれど…)。

他にもいろんな人を思い浮かべてみて、確かにその通りで驚いている。実際の私服や、またもしこんな服を着ていたら、で考えてみると本当にしっくりくる。それが面白くて、いわゆる「お洒落な人」というのは、出生図にどういう傾向があるのか、「傾向」といえるものがあるのか調べてみた。まだその途中なのだけれど、「傾向」はあるように思う。

またおしゃれ上級者ほど、上の理論(月星座と反対)を踏まえつつ、金星・火星・太陽・太陽支配星なども合わせて、洗練させているように思う。おしゃれ上級者な人でも、月星座的なイメージになると精細を欠いて見えるので、これはその人のスタイルの良さ・センスの良さをも超えてしまう厳然としたルールのようだ。このことに気付く愛先生はすごいなと、改めて思った。

というわけで、これからその勉強の成果を少しずつ、つづけて書いていこうと思います。