前の記事の補足。金星は声質を表すように思う。声質は、その声に宿る感情によるところが大きい。声を発する=話すというのは、基本的には誰かがいる時にすること。ということは、金星の表す「人といる時の感情」がそこに込められている。金星と、その金星の状態、ディスポジタ(ここでは金星のあるサインのルーラー)でその声に宿る情のカラーが見えてくる。
それと、声質には「対人の場での感情」以外の大きな要素として、身体的特徴も挙げられる。なので、見た目・雰囲気を表すASCも関連する。1室に天体の多い人は、喋ると周りが注目してくれるような、声にも華のある人が多い。
まとめると、声質は
・金星
・金星の状態、アスペクト
・金星のディスポジタ(金星のあるサインのルーラー)
・ASC
・ASCの状態
・ASCルーラー
ちなみに3室・水星・火星なども「話し方」「話す内容」に影響するので、喋っている時の雰囲気を形成する要素にはなる。なのだけど、今回は「声質」に絞ってみる。
四元素ごとに書くと、こんな感じ。
四元素:
火:牡羊座・獅子座・射手座
地:牡牛座・乙女座・山羊座
風:双子座・天秤座・水瓶座
水:蟹座・蠍座・魚座
【金星(+金星ディスポジタ・ASC)四元素ごとの声質】
火:声でかい・熱い・陽気・情動的(急に声が大きくなるなど)・時々訴える口調
地:落ち着いてる・淡々・速さが一定・聞き取りやすい・発音がきれい・上品
風:さらさら・キラキラ・ウイスパーなど、透き通った声・軽やか・快活
水:声小さい・暗い・気だるい・かわいらしい・やわらかい・情感豊か・心に響く
火・地:音域が低め・落ち着いてる
風・水:音域が高め・浮ついてる
【度数ごと】
・初期度数:子どもっぽい・若い・かわいらしい
・21-25度:堂々・円熟
・終期度数:2つのカラーが入り乱れる・どもり・ひっかかり・焦り・ダミ声・複雑な声質
【金星とのアスペクト】
・月:子ども声・かなり若い声
・土星:渋め・低い・断定的
など。上のどれかに当てはまるか、いくつかに当てはまるかと思う。例えば蠍座は水星座だが秘密主義なので、感情は濃いが隠す傾向がある。特に男性だと普段は単調かもしれないが、それでもふとした時など情感がにじみ出る。
色々書いたけど、実際喋っているところを見た方が早いので、次回から動画を貼ってみます。