Astro Japonica

楽しい 占星術ノート

「直観」に到り着くまで



この前の動画も面白い。  
というか、全体通して面白いです。浜崎先生、すごいなー。

牡羊座の説明でも、よくいわれる「直観」という言葉。この言葉、人によって受け取り方が違うようで、極端に軽んじる人もいれば、変に感情的になる人もいるし、分かる人はすぐに分かってくれたりもする。のが、以前からそういえば不思議だった。その直観とは何か。

今朝掃除しながら上の動画を聞いていて、ちょっと分かった気がした。そこに到り着くまで、例えばこういう壮絶さを経て掴むものが「直観」なのかもしれない。あるいは、そういった地獄を見たからこそ、直観それ自体の存在・力に気付く、というか。それは多分、何も考えてないというより、ある対象から、それにまとわりつく社会的・慣習的・無意識的な諸々を、そのぼたぼたに重たくなった「それ以外」を取り除き、対象それ自体を視ることのように思う。つまり「それ以外」に対しては、徹底して懐疑的でいる。なので、それは「特に考えていない」といった時に何となく連想されてしまう、ぼやっとした態度ではなく、むしろ超がつくほど意識的でいるということ。よりずっと、集中するということ。

以前少し感想を書いた、映画『ビフォア・サンライズ』のさりげないハイライトで、「神は、個人の心の中にいるのではなく、人と人とのその間にいる。魔法とは、理解し合おうとする、その行為のこと」という、とても感動的なセリフがある。小林秀雄長谷川泰子の間にいた神は、それこそエジプトのセト神やスサノオノミコトのような破壊神、戦争の神だったのかもしれない。そうだとしても「関係性」という神さまは、例えそれが苦痛に満ちた体験だったとしても、いつかきっと大きな気付きを与えてくれる。

そんなことを考えながら、長谷川泰子について調べていたら、ちょうど今日、この三角関係を描いた映画が公開されるニュースがあったようだった。私は多分映画は見ないけど、小林秀雄周辺が盛り上がるといいなと思う。

小林秀雄岡潔牡羊座同士の対談も面白い。岡先生の言葉の、なんか分からないけど、それより深いところでなんか分かる感じ。ずっと昔からそこにあったのに、初めてそれに触れられた感覚。私は牡羊座だけど牡羊座らしくない(占星術の先生のお墨付き)、牡羊座好きなので読んでて楽しい。

対象それ自体より、それ以外が大きく見えるということは、ごまかしがまかり通るということ。直観を貫くことは、騙されないことにもつながる。直観は誰にでもある感覚。混沌とした世界情勢だけれど、これからむしろその直観に重心が傾くように思う。